平成新曲合本
                
                              金戒光明寺和讃
音源
歌詞
1 元黒谷を 後にして 報恩蔵をば 去り給う
  比叡の山を 下りられし 墨染衣の 法然房
2 衆生済度の おん悲願 都に念仏 ひろめんと
  堅き誓いを 弥陀佛に 祈念し給う 真如堂
3 栗原岡に 登られて しばしの休息 お念仏
  この時瑞雲 たなびきて 紫雲の石と 伝えらる
4 最長老の 信空が 房舎を継ぎし 白河に
  祖師の分骨を 納めたる 御廟を仰ぐ 蓮の池
5 勝法房が 描かれて 賛文所望 されしとき
  上人自ら 手直しの 鏡の御影 ここに在り
6 世々の無常を 感じては 源氏の武者の 熊谷が
  黒髪断ちて 殺生の 業を懺悔す 黒谷や
7 鎧かぶとを 松に掛け 刀を数珠に 改むる
  法力房の 連生と 名付けられたる 直実公
8 開けば浄土 三部経 閉づれば籠る 選択集
  浄土の教え 一枚に 書き納めたる 起請文
9 恵心僧都が 一代の 鑿を収むる 止め如来
  吉備観音の 慈しみ 名高き日本 三文殊
10 浄土の法門 最初門 掲ぐる禅房 白河の
   清き円頓戒を 伝えたる その名も金戒 光明寺
作詞:清水 秀浩
作曲:岸 ゆき子
補作曲:松濤 基
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