和讃集
                
                              いろは和讃
音源
歌詞
① 一心帰命阿弥陀仏 二世安楽の御誓願
② 三心具足の修行者は 四生麁悪の身をすてて
③ 五妙快楽の体をうけ 六通無礙の徳を得て
④ 七宝荘厳微妙国 八功徳水金池中
⑤ 九品蓮華の上に座し 十地願行成就せん
6 いざ還りなん極楽へ 六道輪廻は魔郷なり
7 はやはや頼め慈父の弥陀 二仏の間の迷い子は
8 外にたよらん道もなし へだつ境は遠けれど
9 唱うる御名をしるべにて 近くみちびき給うなり
10 利益上なき法なれば ぬる間も心のつまにかけ
11 累日累夜おこたらず をきふしたちいにはげむべし
12 わが身 如きの罪人を かならず救いとらんとて
13 世に超え建てし御誓い 頼めばすぐに後の世は
14 蓮華の上に化生して そのまま無生の理を悟り
15 常に見物聞法し 念々仏道増進し
16 ながく不退の位を得 楽はひまなく国清く
17 無上菩提に疾く到る 有為の住家は安からず
18 いづれの所に生れても のどけき心露もなく
19 怖れおののき憂悩して 苦み常に身にせまる
20 やよ能く想え人毎に 正に得難き身をうけて
21 希有に賢き道を聞き 不思議に妙なる縁に遭う
22 この度生死をはなれずば えて又何時をか待つべきぞ
23 手足も措かでいさむべし 明日をたのみて怠るな
24 定めなき世の習いにて 昨日見し人今日は早
25 夢となりゆく哀れさは 目にみる前のはかなさぞ
26 自ら常なき理を 静かに思い今よりは
27 益なき業をふりすてて 日々に修行の功をつめ
28 最早日暮の旅の空 刹那も急げ息たえば
29 すなわち往きて生れなん 京九重の花のうてなに
㉚ 南無阿弥陀仏 阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 阿弥陀仏
無能上人 御作
作曲:松濤 基
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